コーラには添加物が含まれていないのか?
「1886年の誕生以来、保存料も人工香料も、一切使っていません。いままでも、ずっとこの先も」これは、コカ・コーラ社のテレビCMや広告にも書かれているという一文。この文章が、消費者に「すべてのコーラに添加物を使っていないかのように思わせてしまう」などの誤解を与えるとして、日本コカ・コーラ(東京都渋谷区)は、日本食品添加物協会(東京都中央区)からの抗議を受けているという。
保存料や人工香料は、添加物に分類される。ということは、コーラは添加物を使っていないのか?それとも、保存料や人工香料以外は使っているということなのか?すべてではないが、添加物が使われていないコーラもあるのか?謎は深まるばかりである。
コーラに含まれている添加物の実際
コカ・コーラ社のコーラには、「コカ・コーラ」「コカ・コーラ・ゼロ」「ノーカロリー・コカ・コーラ(ライト)」の3種類がある。最も古くから販売されている「コカ・コーラ」には、天然の香料や、カラメル色素、カフェイン、酸味料といった添加物は含まれているが、保存料は含まれていないとのこと。しかし、「コカ・コーラ・ゼロ」と「ノーカロリー・コカ・コーラ プラスビタミン」は保存料が含まれており、実際、ラベルにも安息香酸ナトリウム(安息香酸Na)と記述されているのだ。
結果として、コーラには、「天然の香料は使っているが、人工香料は使っていない」こと、「保存料や人工香料は使っていないが、他の添加物は使っている」こと、「保存料を使っている商品と、使っていない商品がある」ということが分かる。
コーラに添加物が含まれていることは問題なのか?
そもそも、コーラに添加物が含まれていることは問題なのだろうか?
添加物は、化学的合成品、天然添加物にかかわらず、食品衛生法で使用が認められているもののみ、使用が許可されている。当然、使用が認められている保存料や合成(人工)香料もある。コーラに限らず、多くの食品に使用されているのが現実だ。(添加物は本当に『体に悪くない』のか?という根本的な疑問は残るが・・・)
コカ・コーラ社は「保存料、香料が安全ではない、ということを訴える広告ではない。」としているが、なぜ今頃、コーラに特化してこのような広告を出したのか。今後の動向を見守りたい。
