ソフトボール ピッチング

ソフトボールのピッチング方法

北京オリンピックで32年ぶりの世界一に輝き、一躍注目を集めたソフトボール。ピッチャーが下手投げで投じる、あの独特なピッチングフォームは、ソフトボールの大きな特徴といえるでしょう。

 

ソフトボールのピッチングには、主に「ウインドミル」と「スリングショット」の2種類の方法があります。ウインドミルは、最も一般的なピッチング方法で、風車のように腕を大きく1回転させたときに発生する遠心力を利用し、高速なボールを投げることができるというものです。スリングショットは、ソフトボールの原点ともいえるピッチング方法で、時計の振り子のように腕を下から振り上げたときの反動を利用して投げるというものですが、現在ではほとんど見られなくなりました。

ソフトボールピッチングの球種

ソフトボールのピッチングには、ストレート、チェンジアップ、カーブ、ライズ、ドロップの5種の球種があります。スリングショットが見られなくなった理由は、変化球を投げるには不向きだから。ソフトボールのピッチングにおいても、変化球は重要な要素となっています。

 

なかでもライズボールは、ソフトボール独特の球種であり、打者の手元でボール浮き上がるのが特長です。世界のトップクラスのピッチャーが必ず使用する球種のひとつです。

ソフトボールのピッチングは、スピードの時代

ソフトボールのピッチングで注目されるのは、そのボールのスピード。近年のソフトボール界は、ピッチャーに「長身」を求める傾向が強く、その体格を生かした速球派が主流になっています。

 

ウインドミルのスピードの乗ったボールは、女子の国際的なトップクラスの選手のピッチングで、時速105km(野球での体感速度にすると150km)を超えるといわれています。ちなみに、北京オリンピックのソフトボール日本代表のエース、上野選手は、ストレートで最高時速119kmという記録を持っており、この速度は、野球での体感速度160〜170kmに匹敵するといわれています。

 

これだけの速度のボールを打つことは、容易なことではありません。そのため、ソフトボールは得点の入りにくいスポーツであり、ピッチングが勝敗を決めるのです。

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